外来

外来診察の流れと治療のご案内
診察室で医師と面談を行います。精神科は他の科と比べて検査などが少ないため、診察で話すことが多く、より重要になってきます。
困っていることを細かく聞くことはもちろん、診断のために幼少期のことや、ご家族のことを聞くこともあります。話したくないこともあるかもしれませんが、診断し、苦労を減らすためには必要なことですのでご協力いただきたいです。
また、診察で知り得た情報は守秘義務がありますので、他に漏らすことはありません。安心してもらえればと思います。診察の中で診断をしていきますが、必要であれば心理検査や血液検査なども行います。
診断がつけば、治療法を考えていきます。薬の処方以外にもデイケアや訪問看護、カウンセリングの利用などを提案することもございます。
利用の流れ
- 受診日を予約
- クリニックで受付、問診票の記入
- 診察
- 集中できない
- 忘れっぽい
- 楽しめない
- イライラしやすくなった
- 自分のことが好きになれない
- 眠れない
- 急な動悸
- 頭痛やだるさが続いている
- 気分の波が激しい
- とにかく不安
- 人と話すことが苦手
- 変化に弱い
- 誤解されやすい
- 仕事がうまくいかない
- 学校にいけない
- 人づきあいがうまくいかない
- 遅刻してしまう
- こだわりが強い
- 自分を否定しがち
デイケア

デイケア利用の流れとプログラムのご案内
デイケアでは、広めの空間で回復をサポートするためのトレーニングを行います。個々の苦労に応じたプログラムを提供し、心身の安定や社会復帰を目指します。
- 人付き合いの苦労(会話の仕方、タイミング、トラブル対応など)
- 自分探しの苦労(自己理解、マイナス思考の克服など)
- 生活の苦労(趣味、運動、推し活、料理、仕事の悩みなど)
- 病気の苦労(病気や症状の理解、薬の必要性など)
- 周囲の人の勧めによる受診(本人に自覚がないが、周囲が心配しているケース)
利用の流れ
- 利用希望を医師や専門職員へ連絡
- 見学(1回まで)や利用する曜日や時間を相談
- プログラム「はじめの一歩」へ参加してご利用開始です
- 学ぶプログラム(当事者研究、認知行動療法、SST、WRAPなど)
- 体験するプログラム(サイコドラマ、プレイバックシアター、ヨガなど)
- 楽しむプログラム(ランチバイキング、カラオケなど)
- 語るプログラム(弱さの分かち合い、語り合いwith Pなど)
- 対人スキル:SST、メタ認知、認知行動療法
- 自己理解:WRAP、思考パターンの学び
- 生活サポート:推し活、ラブスポ(運動)、お仕事MT、調理
- 病気の理解:当事者研究、精神疾患お伝えします、語り合いwith P
- 発達障害への対応:発達障害の心理教育プログラム
訪問看護

ご自宅で受ける安心の医療サービス
スタッフがご自宅に伺い面談を行います。様々な理由で外出が困難な方に行うケアです。学校や仕事を終えた後またはお休みの日に行うことも可能です。会いたくないといった場合にはドアを挟んで会話したりといった工夫もできます。
利用の流れ
- 訪問看護の利用を医師・専門職員へ連絡
- 利用する曜日や時間を相談して決定
- ご利用開始です
個別ケア

個別支援サービスのご案内
当クリニックでは、患者一人ひとりの状況に合わせた個別支援を行っています。
・面談、カウンセリング
クリニックにて、精神保健福祉士(PSW)や心理士が個別対応を行い、症状や苦労の整理、解決策について相談します。
・訪問看護
外出が難しい方には、スタッフがご自宅を訪問し、面談やカウンセリングを実施します。安心して相談できる環境を整え、患者の回復をサポートします。